NEM(XEM)価格変動:24時間のデータ分析
173

0.00397ドルの謎
NEMは59.95%、5.39%、25.95%と激しく変動しながらも、なぜか0.00397ドルで停滞する現象が3回発生。チャート分析からはアルゴリズムを使った偽装取引(ウォッシュトレード)の可能性が浮かび上がる。特に2.19百万ドルという「同一」取引量が繰り返し出現している点が不自然だ。
流動性の幻
61.22%という回転率は人工的な流動性を示唆。通常、中規模アルトコインはニュースなどの材料がない限り30%以上の日次回転率を維持しない。XEMが0.00282ドル(-24.78%)まで下落した際に取引量が半減したことからも、その脆弱性が明らかになった。
技術的な危険信号
- 価格と出来高の乖離: 高値にも関わらず出来高が伴わない
- 買い気配と売り気配の幅: 「安定」期間中に不自然に広がる
- 板の厚み: 上位5段階以深では極端に薄い
Q2のDeFiリスクレポートで警告した通り、こうした異常は協調的な売り抜けの前兆であることが多い。一般投資家は注意が必要だ―これは単なるボラティリティではなく、ボラティリティ・シアター(見せかけの変動)である。
LynxCharts
いいね:77.86K ファン:4.03K