Celestiaの大胆な提案:PoS廃止と「Proof-of-Governance」導入をめぐる論争
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Celestiaの大胆な実験:革新か出口戦略か?
Celestiaの共同創設者John Adlerが先週、Proof-of-Stakeに代わる「Proof-of-Governance」を提案した際、暗号通貨コミュニティは大きな反響を示しました。この提案は単なるプロトコルの変更ではなく、根本的なルールの破壊とも言えるものです。
主な変更点:
- TIAの発行量を95%削減
- ステーキング契約とオンチェーンガバナンスの廃止
- 1日あたり100〜300ドルの手数料バーンを導入
Adlerは、従来のPoSが「疑似Proof-of-Authority」になったと指摘。代わりに、バリデーションとトークン所有権を完全に分離することを提案しています。これにより、TIAの希少性が高まると同時に、「セキュリティ劇場」と呼ばれるペナルティも排除されると主張しています。
1億ドルの疑問
ブロックチェーン分析によると、コアチームのウォレットから9.43M TIA(1億900万ドル)が売却されました。このタイミングと提案内容から、チームの真意に疑問が呈されています。
懸念点:
- 2024年10月:チームトークンのロック解除
- 数週間後:「1億ドルの資金調達」発表
- 現在:大規模売却後のインフレ対策提案
現実 vs 幻想
Celestiaの時価総額は35億ドルですが、実際の収益は非常に小さいのが現状です。このような状況で根本的なコンセンサスメカニズムの変更が議論されることには疑問が残ります。
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